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インザーギ、監督就任1年目ベネチアで今週末にも3部優勝、セリエB昇格決定へ

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フィリッポ・インザーギが指揮を執るイタリア3部ベネチアの優勝が間近となった

 元イタリア代表のフィリッポ・インザーギ氏が率いるイタリア3部(レーガ・プロ)、ベネチアの優勝及びセリエB昇格が目前に迫った。10日、イタリアの複数メディアが報じている。

 上位対決となった10日のパドバ戦に1-0で勝利し、2位パルマとの差を11ポイントに広げ、優勝がほぼ確実なものとなった。シーズン終了まであと4節残っているが、15日に行われる次戦のファーノ戦で引き分け以上の成績を収め、少なくとも1ポイント獲得すれば優勝が決定する。

 インザーギは2012年から2014年にかけて、ミランの下部組織であるアリエービとプリマベーラの指揮官として指導した経験を持つ。2014-2015シーズンにはトップチームの監督に抜擢されたものの最終成績は10位と芳しくなく、シーズン終了後の6月に解任されていた。その後1年間現場を遠ざかっていたインザーギだが、2016年6月、3部に昇格したばかりのベネチアで監督として再スタートを切った。

 次戦の対戦相手であるファーノは現在19位と格下のチームであるため、ホームのベネチアにとって有利な試合展開が予想されている。就任時に「ベネチアでセリエAに戻りたい」と述べていたインザーギだが、わずか1年でセリエBへの昇格を手にすることになる。

 ベネチアは1907年に創立した伝統あるクラブで、セリエAの経験もある。1999-2000シーズンには元日本代表で磐田監督の名波浩氏が所属していたことで知られている。


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