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バイエルン、“1冠のみ”もアンチェロッティを支持…CEOが来季続投を明言

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来季も続投が濃厚となったカルロ・アンチェロッティ監督

 カルロ・アンチェロッティ監督は来季もバイエルンで指揮を執ることになるようだ。クラブのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、同監督の続投について「議論の余地はない」と話している。

 バイエルンは、4月に臨んだこれまでの8試合で勝利を収めたのは1日のアウクスブルク戦(6-0)、8日のドルトムント戦のみ。ブンデスリーガではRBライプツィヒと勝ち点8差で首位を走るが、チャンピオンズリーグではレアル・マドリー相手に準々決勝で、そしてDFBポカールではドルトムント相手に準決勝で敗退した。

 昨夏に大きな期待とともにアンチェロッティ監督を迎えたドイツ王者だが、“最低基準”と見られるリーグタイトルのみで今シーズンを締めくくることになりそうなだけに、やはり同監督に対する批判の声も挙がっている。だが、ルンメニゲCEOは監督交代を選択肢に入れていないことを強調し、ドイツ紙『ビルト』で次のように語った。

「カルロはとても優秀で経験豊富な監督だ。彼の契約期間(2019年まで)は知られているはずだし、それに関して議論の余地はない。2週間前までは最高評価に値する状況にいたことを忘れてはいけない。その後、ケガ、審判の判定など我々が影響できないことが起こり、時折運も足りなかった」

 クラブ側はアンチェロッティ体制を支持するとのこと。一方、バイエルンはここ10年、不満を残すシーズンのあとにはいずれも移籍市場で大きな動きを見せている。2007年(フランク・リベリミロスラフ・クローゼルカ・トニなど)、2012年(ハビ・マルティネスマリオ・マンジュキッチ、ジェルダン・シャキリなど)に続き、今夏の動向が注目されるところだ。

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