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「悔しい気持ちを通り越して…」 浦和MF関根、“絶好調・男”もダービーで得点演出できず

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浦和レッズMF関根貴大

[4.30 J1第9節 大宮1-0浦和 NACK]

 今シーズン得点に絡み絡んでいる浦和レッズMF関根貴大だったが、大宮アルディージャとのダービーでは得点を演出することはできなかった。

 序盤からボールを保持して試合を進めた浦和だったが、守備に重心を置いた大宮を崩すのに手を焼いた。「サイドは空いてくると思った」と右アウトサイドにポジションを取る関根は、タッチライン際に開いて幾度となくボールを呼び込み、果敢にドリブル突破を仕掛けた。しかし、この日はなかなかチャンスに結び付けることができない。

「相手も割り切って全員で守っていた状況で、攻撃が単調になってしまったし、そこでリズムを変えられなかった。もっと自分も何かできたと思うし、工夫が必要だった」

 後半18分に大宮に先制点を許すと、その後はさらに守備に重心を置いた大宮ゴールをこじ開けられず。0-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれ、ダービーで今季初となる完封負けを喫することになった。「ダービーは結果がすべて。とにかく勝ちたかった」と厳しい表情を見せた関根は、「悔しい気持ちを通り越して、情けないと思います。本当に申し訳ない」と声を落とした。

(取材・文 折戸岳彦)
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