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久保建英、2試合連続出場経てU-20W杯へ!乱打戦制し「いいサッカーだった」

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後半36分から途中出場したMF久保建英

[5.10 ルヴァン杯グループA第5節 FC東京4-3大宮 味スタ]

 激しい打ち合いとなった一戦。注目の15歳MF久保建英FC東京が4-2でリードして迎えた後半36分から途中出場。トップチームデビューを果たしたルヴァン杯第4節に続く連続出場を経て、明日11日から静岡県内でスタートするU-20日本代表合宿へと乗り込む。

「2試合連続で出させてもらって、プレー時間はあまり長くなかったけど、ピッチ外から見ても(チームは)いいサッカーをしていた」。負傷離脱していたMF米本拓司が昨年7月のJ1第2ステージ川崎F戦(0-1)以来、約10か月ぶりとなるJ1出場。「米本選手も復帰されて、勝ち切れて良かった」と先輩の復帰を喜んだ。

 限られた出場時間の中で何度もチャンスに絡んだだけではなく、前線からプレスをかけ、攻守に積極性を見せた。後半40分には決定機。MF中島翔哉のスルーパスに抜け出し、エリア内に進入。PA内左の角度のない位置から左足を振り抜いたが、シュートはゴール右へ。絶好のチャンスだったが、惜しくもルヴァン杯初ゴールとはならなかった。

 FWピーター・ウタカのスルーパスに反応したが、連携が合わない場面もあった。「ウタカ選手から『中に入れ』と言われた時に自分が中に入ったところで、後ろの柳(貴博)選手にパスがいくんだろうなと思って100%で走っていなかった」。悔しさをにじませながら、「100%で走っていたら追いつけていたかなというパスだった。次は100%で走りたいです」と課題を口にした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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