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延長後半に森脇が値千金V弾!!浦和、劇的逆転劇で9年ぶりACL8強へ

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DF森脇良太が値千金の決勝ゴール

[5.31 ACL決勝トーナメント1回戦第2戦 浦和3-0(延長)済州 埼玉]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦第2戦が31日に行われ、浦和レッズはホームで済州ユナイテッド(韓国)と対戦した。敵地での第1戦に0-2で敗れていた浦和だが、90分間を2-0で終えると、2試合合計2-2の同点に追いつき、延長戦に突入。延長後半9分にDF森脇良太が値千金の決勝ゴールを決め、2試合合計3-2の劇的な逆転劇で9シーズンぶりとなるベスト8進出を決めた。

 浦和は24日に行われた第1戦(0-2)から先発2人を変更し、MF駒井善成とFW李忠成がスタメンに起用された。一方、済州ユナイテッドは第1戦と同じスターティングメンバーで臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 2点ビハインドの状況でホームに戻ってきた浦和が前半18分に試合を動かす。左後方で得たFKをMF柏木陽介が左足で蹴り上げ、ニアサイドのFW興梠慎三が高い打点でヘディングシュート。幸先良く先制に成功し、2試合合計1-2と追い上げた。

 もう1得点を奪えばイーブンに持ち込める浦和は攻勢を強め、前半29分、DFラインの裏に素早く抜け出したMF関根貴大がPA内左の角度のない位置から狙ったが、GKキム・ホジュンがセーブ。同30分にはDF槙野智章の縦パスを興梠が落とし、PA手前からMF李忠成が強烈なミドルシュートを放ったが、惜しくも左ポストを直撃した。

 それでも前半33分に待望の2得点目が生まれる。興梠の浮き球パスに抜け出した李がGKとの1対1から落ち着いて左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。その後は済州の鋭いカウンターを跳ね返し、2-0、2試合合計2-2で前半を折り返した。

 3得点目を目指して猛攻をかけたいが、アウェーゴールを与えてしまうとあと2得点が必要になる浦和。後半は次の1点をめぐる緊張感が高まっていった。済州は後半4分、右後方からのFKに抜け出したDFキム・ウォニルが右足で叩いたが、GK西川周作が片手でスーパーセーブ。浦和も同7分、李からの右クロスに走り込んだMF駒井善成が左足シュートを放ったが、GKのセーブに阻まれた。

 済州は得意のカウンターから決勝点を目指し、後半14分、FWファン・イルスがスピードに乗ったドリブルで攻め上がるが、MF阿部勇樹がスライディングでストップ。守備陣が粘り強い対応でカウンターを阻止し、フィニッシュまで持ち込ませない。

 浦和は後半26分に最初の交代カードを切り、李に代えてMF青木拓矢、後半31分には駒井を下げてFW高木俊幸を投入。終盤は怒涛の猛攻をかけ、後半アディショナルタイム1分、関根がドリブルでPA内右に進入し、興梠がスルーしたボールを左の高木が右足で狙ったが、シュートはゴール上へ。柏木の縦パスに抜け出した興梠もチャンスを生かせなかった。

 90分間では決着がつかず、延長戦に突入。延長前半10分、浦和は関根に代えてFWズラタンをピッチに送り込み、交代枠を使い切った。迎えた延長後半9分、左サイド深い位置から高木が上げたクロスを森脇が右足で押し込み、値千金の決勝ゴール。2試合合計3-2と逆転に成功し、2008年以来、9シーズンぶりとなる8強進出を決めた。平日でありながら1万9149人の観衆が集まった埼玉スタジアムが興奮に包まれる中、試合後は相手選手がピッチに乱入。騒然とした雰囲気の中、槙野が走ってロッカールームに逃げ込む姿もあった。

(取材・文 佐藤亜希子)
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