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テヘラン入りのハリルJにまたもアクシデント…長友がランニング途中で離脱、山口も別調整

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ランニングを途中で中断したDF長友佑都

 13日のW杯アジア最終予選でイラク代表と対戦する日本代表は9日、空路でイラン・テヘランに入り、同日夕に現地で初練習を行った。7日のシリア戦(1-1)で負傷したMF山口蛍(C大阪)は右下腿に痛みがあるため、前日8日に続いて練習に参加せず、宿舎で別調整となった。

 現地時間午後5時半(日本時間午後10時)の練習開始時点で気温36度、湿度10%。強い日差しが照り付ける中、23選手で練習はスタートしたが、ウォーミングアップのランニング中にアクシデントが起きた。DF長友佑都(インテル)が突然、走るのを止めて歩き出すと、そのまま練習を中断。ハリルホジッチ監督、スタッフと言葉をかわし、そのままロッカールームに引き上げた。チーム関係者によると、右内転筋に張りを訴えたため、大事を取って練習を切り上げた。

 シリア戦で左肩を脱臼したMF香川真司(ドルトムント)がすでにチームを離脱。山口も不安を抱える中、長友も離脱となれば、大きな痛手だ。アジア最終予選のB組は8日にオーストラリア対サウジアラビアの試合が行われ、オーストラリアが3-2で勝利。日本は消化試合が1試合少ないが、現時点で日本、サウジアラビア、オーストラリアの3チームが勝ち点16で並ぶ三つ巴となっている。

(取材・文 西山紘平)

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