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65歳定年問題もクリア、レスターの奇跡演じたラニエリ監督はナント指揮官に

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クラウディオ・ラニエリ氏がナントの監督に就任した

 フランス・リーグ1のナントは15日、クラウディオ・ラニエリ氏の新監督就任を発表した。2年契約を結んでいる。

 15-16シーズンにレスター・シティで奇跡のプレミアリーグ優勝を成し遂げて名声を高めた65歳の老将だが、あくまでも挑戦を続ける。今年2月にレスターの監督を解任されてからはフリーとなっていたラニエリ氏の新天地は、14年までの3シーズンでモナコを指揮して以来となる2度目のフランスのクラブだった。

 ナントは昨年12月にポルトガル人のセルジオ・コンセイソン監督を招聘してチームを立て直し、シーズンを7位でフィニッシュ。だがコンセイソン監督は母国ポルトガルの名門ポルトの新指揮官に就任したことで、監督の座が空席となっていた。そこで実績十分のイタリア人指揮官に白羽の矢を立てた。

 『スカイ』によると、65歳の定年制度が適用されないように、クープ・ドゥ・ラ・リーグ(LEP)に働きかける必要があったというが、そこもクリアされた模様。クラブは公式サイトで「ラニエリ氏を監督としてお迎えできることに、多大なる喜びを感じています。ラニエリ監督は、監督としてすばらしい経験をお持ちである。また、これ以上ないほど鮮烈な記録も持っている」と歓迎している。

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