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鎌田大地が加入のフランクフルト、トレーニングを開始も難しい船出…長谷部誠らが離脱中

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 フランクフルトは7月1日からトレーニングを開始。期限付き移籍で加入していたDFヘスス・バジェホとFWアンテ・レビッチがチームを去った中で、MF鎌田大地ら新加入選手を加え、チーム作りを進めている。しかし、チームの完成には程遠く、地元紙『フランクフルター・ノイエプレッセ』は、フレディ・ボビッチSD(スポーツディレクター)がさらなる選手獲得を行うことを発表したと伝えている。

 今夏のフランクフルトは、ユトレヒトから約700万ユーロ(約9億円)でFWセバスティアン・アレを、レバークーゼンから約100万ユーロ(約1億2800万円)でDFダニー・ダ・コスタを、レンヌから約50万ユーロ(約6400万円)でMFジェルソン・フェルナンデスを獲得。また、グアダラハラ(メキシコ)から期限付き移籍のDFカルロス・サルセドに、レンタル料として約50万ユーロを支払っている。サガン鳥栖から移籍の鎌田は約200万ユーロ(約2億6000万円)で済んだが、すでに約1100万ユーロ(約14億1000万円)を投資。昨季は約400万ユーロ(約5億1000万円)だったことを考えると、大幅な増額となっている。

 現在チームには31人の選手が所属しているが、計算できる選手は少ない。新加入のサルセドとFWアレクサンダー・マイアーが負傷。復帰まで数か月を要する模様だ。肩を痛めていたFWマリウス・ボルフとアキレス腱に痛みを抱えていたMFオマール・マスカレルは、復帰に向けて準備を進めているが、MF長谷部誠とMFマーク・ステンデラは膝の手術の影響に苦しんでいる。また、DFタレブ・タワサは軽い病気で、DFアイマン・バロックはUEFA U-19欧州選手権に参加中。MFマルコ・ファビアンはFIFAコンフェデレーションズ杯を、MFミヤト・ガチノビッチはUEFA U-21欧州選手権を、それぞれ終えたばかりとなっている。

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