現地時間21日に、リーガ・エスパニョーラ第1節マラガvsエイバルが行われる。エイバルの日本代表MF乾貴士にとって、今シーズンのリーガ開幕戦となる。現地メディア『realsport101』によると、乾は先発出場が有力となっており、この試合の勝敗を大きく左右するキーマンとして取り上げられている。

　記事によると、エイバルは4-4-2の布陣で試合に挑むと予想しており、左サイドMFとして乾は先発する見通し。続けて「昨シーズンの最後のリーグ戦では、カンプ・ノウで2ゴールを決めた乾がその価値を今一度知らしめた」と、敵地でバルセロナのネットを2度揺らしたと紹介している。

　また、マラガvsエイバルの試合ではマラガのFWボルハ・バストンと乾が「勝敗を左右するカギ」と伝えている。「マラガにやってきたボルハはスウォンジーで結果を残せず、新天地マラガで何ができるのかを見せつける必要がある。また、元エイバルの選手でもあり、古巣対決という点でも見どころとなるだろう。一方、エイバルのウイング乾は昨季の最終節、バルセロナ戦で敗れはしたが、大一番でダブルをマークすることで、バルサに大きな脅威を与えた。月曜の夜は乾に注目すべき」と報じ、乾がエイバル攻撃陣の要であると強調した。

　マラガvsエイバルの一戦は現地時間21日夜に行われる。昨シーズン終盤戦より結果を残してきた乾は、新シーズンでも躍動することができるのか、大いに注目を集めることになりそうだ。

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