beacon

宇佐美貴史、連続ゴール記録はストップも指揮官は姿勢を称賛…交代時に交わした言葉を明かす

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW宇佐美貴史の姿勢を指揮官も称賛

 デュッセルドルフは16日に行われたブンデスリーガ2部第27節でビーレフェルトに4-2で逆転勝利。MF原口元気とともに先発したFW宇佐美貴史だが、指揮官は同選手が交代時に見せた姿勢をたたえている。

 リーグ首位を走るデュッセルドルフは5位相手との一戦で2度のリードを許すも、最終的には4-2の逆転勝利を収めている。4試合連続ゴールで好調だった宇佐美だったが、今回は不発に終わり、2-2の状況の後半18分に交代を命じられた。そして、代わりに入ったMFベニト・ラマンがチーム4点目を決めている。

 フリードヘルム・フンケル監督は試合後の会見で、交代を伝えた際の宇佐美とのやり取りを引き合いに出しながら、デュッセルドルフのチームスピリットを称賛した。地元紙『ライニシェ・ポスト』が伝えている。

「このチームにはチームメイトの成功をねたむ選手がいない。それが我々の強みの大部分となっている」

「(交代を伝えた)タカは私に『監督、疲れていませんが』と言ったんだ。私は『それは理解しているが、ベニトを出したいのでね』と返したが、彼は微笑みながら『納得です、監督』と言ってくれた」

 レンタルで加わっている宇佐美だが、デュッセルドルフでは完全に溶け込んでいる様子。たとえライバルとの交代を伝えられ、連続ゴール記録を伸ばすことがかなわなくても、それで不満を感じることがないほどに、自信にあふれているのかもしれない。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP