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「いいチームにきたなと感じた」川崎Fの新戦力“ラルフ”鈴木が移籍後初出場で初ゴール

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MF鈴木雄斗が移籍後初ゴール

[4.18 ACLグループF第6節 川崎2-2蔚山 等々力]

 新天地初出場の試合で初ゴールを挙げた。川崎フロンターレの新戦力MF鈴木雄斗が消化試合となったACL最終節で加入後初スタメン。「緊張はしました。でも、絶対に結果を残したい気持ちもあった」。2トップの一角で先発した鈴木は開始早々に先制点となる移籍後初ゴールをマークした。

 前半2分、FW赤崎秀平とワンツーの形でPA内を突破したMF齋藤学が左足シュートを放つと、これはGKチョ・スヒョクがセーブ。「(齋藤が)決めると思ったのでこぼれてくるとは思わなかった。うまくこぼれてきてくれた」とこぼれ球に反応し、右足ダイレクトで押し込んだ。

 今季、山形から完全移籍で加入。愛称はシーズン開幕前に決定した“ラルフ”で定着している。「いいチームにきたなと感じた」と率直に振り返った鈴木は川崎F初出場の公式戦を「楽しかった」と振り返った。

「人生で一番楽しい試合だった。俺のパフォーマンスどうこうじゃなく、こんなにプレーしてて楽しいと思えたのは初めてかな。等々力っていう雰囲気もそう。俺が走っていると後ろが絶対に走っている。楽しかった」

 後半途中からは右サイドハーフにポジションを移し、フル出場。試合は追いつかれてドローに終わり、「やっぱり勝ちたかった」。チームの定位置争いは熾烈を極めるが、チャンスで結果を残し、アピールに成功。「ここからですよね。毎日強い気持ちを持ってやっていきたい」と意欲を燃やした。

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