レアル・マドリーは14日、翌日のUEFAスーパー杯に参加するため、エストニアの首都タニンに到着した。クラブ公式サイトによると、約4時間のフライトで空港に降り立ったメンバーたちは、試合会場から約10㎞のホテルに移動するという。

　去就に揺れていたMFルカ・モドリッチは、現地メディア『マルカ』の報道では、クラブ側から新たにサラリーの条件を提示されてその内容で残留を決意。UEFAスーパー杯のメンバーにも招集されていた。しかし英『エクスプレス』は13日、モドリッチの代理人であるマルコ・ナレナッチ氏がインテル行きは時間の問題と明かしたことを伝えている。

　ナレナッチ氏はモドリッチの心境について、「彼はどのような理由であれ、インテル、そしてセリエAのスターになりたいんだ」と語る。「見ていましょう。私はルカが遅かれ早かれイタリアでプレーすると思っているよ。彼世代のクロアチア人と同様、彼もイタリアのカルチョを見て育ったんだ」とモドリッチ移籍について自信をみせていた。

　また、「インテルがモドリッチと契約しようとしているのも、そしてモドリッチが検討しているのも、クリスティアーノ・ロナウドがセリエAに移った影響から来るものだろう」とユベントスに加入した元同僚の存在もモドリッチの心を揺らしている材料になっていることを明かしている。

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