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知略と戦略を駆使…栃木が大黒PK弾で山口に完封勝ち! 今季初の2連勝果たす

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栃木が敵地で山口に1-0で勝利

[3.24 J2第5節 山口0-1栃木 みらスタ]

 J2第5節が24日に開催され、栃木SCは敵地でレノファ山口FCと対戦し、1-0の完封勝利を収めた。前半27分にFW大黒将志がPKで先制ゴールを記録。この1点を守り切り、今季初の2連勝を飾った。

 山口は開幕からフルタイム出場を続けていたDFドストンがウズベキスタン代表の招集されたため欠場。今季初スタメンとなるDF坪井慶介とDF菊池流帆がセンターバックコンビを組んだ。対する栃木は、今季初白星を挙げた前節・東京V戦(3-2)から先発1人を変更。同試合で途中出場から同点ゴールをアシストした左サイドバックのDF久富良輔を今季初めてスタートから起用した。

 栃木は前半22分にカウンターから好機を創出。MF西谷優希のスルーパスに走り込んだFW西谷和希がフリーで左足を振り抜くが、シュートはGK山田元気に止められた。

 山口は前半25分に左サイドでFKを獲得する。キッカーのMF佐々木匠が右足でクロスを送り、FW山下敬大が強烈なヘディングシュート。しかし、こちらもGKユ・ヒョンのビッグセーブに遭った。

 直後の前半26分には栃木のFW大崎淳矢が右サイドで2人の間を割って入り、PA内右に進入。カバーに来たMF三幸秀稔にスライディングで倒され、PKを獲得する。PKキッカーは大黒。右足でゴール左下を狙ったシュートはGK山田に読まれるが、ボールスピードが勝り、ネットを揺らす。大黒はこれが今季初得点となった。

 追いかける山口は後半12分にDF瀬川和樹を下げ、FW田中パウロ淳一を投入。霜田正浩監督はフォーメーションを4-2-3-1から3-4-1-2に変更し、田中を左ウイングバックに配置した。

 すると栃木の田坂和昭監督も後半17分、西谷優希との交代でDF田代雅也をピッチへ送り出す。これに伴い、4-2-3-1から5バック気味の3-4-2-1に変更した。

 さらに山口は後半23分、トップ下の佐々木に代えてFW高井和馬を投入。同31分にはMF吉濱遼平の左クロスにFW工藤壮人が右足で合わせるも、GKユ・ヒョンがファインセーブを見せた。

 逃げ切りたい栃木は後半28分に2つ目の交代枠を使い、ボランチのMF寺田紳一をMFヘニキに入れ替える。山口は同34分に最後のカードを切り、FW高木大輔との交代でDF楠本卓海を投入。楠本が最終ラインに入り、菊池をターゲット役として前線に上げる。

 栃木は相手のパワープレーを受ける中、後半41分に大崎を下げてFW大島康樹を3枚目のカードとして送り出す。山口は最後までゴールに迫り続けたが、粘り強く守る栃木を前に1点が遠く、今季初の無得点で今季2度目の連敗を喫した。

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