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土壇場での逆転負けに「大きな後悔」も…アタランタ指揮官「選手たちには感謝しかできない」

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 アタランタジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、土壇場での逆転負けに後悔したと話したものの快進撃を続けたシーズンへの満足を示した。

 12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でアタランタはパリSGと対戦。初出場ながらベスト8まで駒を進めるアタランタは27分にマリオ・パシャリッチのゴールで先制する。その後もPSGの猛攻に耐え、準決勝進出が見えてきた試合終盤に2ゴールを許す。しかし、アタランタに反撃の力も時間もなく、1-2でPSGに敗れた。

 試合後、ガスペリーニ監督は『スカイスポーツ・イタリア』で「勝利にとても近づき我々が勝利を手にする可能性があったから、大きな後悔がある。しかし、それと同時に最高の経験とチャンピオンズリーグでの成長にとても満足している。最高のシーズンにしてくれたみんなに感謝することしかできない。本当に難しい試合だったが、もう少しだった」と話し、60分からピッチに立ったキリアン・ムバッペが試合を変えたと敗因について言及した。

「ムバッペが入ったとき、彼とネイマールが攻撃を活性化させた。ほとんど試合終了のタイミングでのゴールには申し訳なく思うが、我々は我々のやるべきことをやった。しかし、最後には疲れもピークに達していた。それでも、私は選手たちにありがとうと言うことしかできない」

 また、同指揮官はCL2度の制覇を誇るジョゼ・モウリーニョ監督の言葉を引用して「チャンピオンズリーグはとても特殊な大会で、モウリーニョはディティールの大会と呼んでいた。これが拮抗した試合の勝敗を分ける」と欧州一を懸けた大会について話し、来シーズンのさらなる成長を誓った。

「落ち着いたときに、この試合をもう一度見ることになるだろう。ファン?ベルガモの人たちは我々が全力を出し切ったことをわかっているから、祝福してくれている。将来、さらに成長できるようにこれから取り組むことになる」

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