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「敗戦の中で学んできている」なでしこ高倉監督が五輪対戦国の印象語る

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 東京五輪の組み合わせ抽選会が行われ、2大会ぶりの出場となる日本女子代表(なでしこジャパン)はE組に入り、カナダ、英国、チリと同組となった。抽選会後、オンライン会見に出席した高倉麻子監督は「(目標は)メダルです」と改めて宣言。「アメリカと決勝の舞台で戦いたいというのはあるが、一つひとつ大事に戦っていくだけ」と意気込んだ。

 なでしこジャパンはFIFAランク11位。イングランドとしてFIFAランク6位のイギリス、同8位のカナダとは対戦経験があり、「カナダもイギリスもよく対戦しているのでチームの核やスタイルは分かっていますが、逆に相手も自分たちを研究していると思う」と指摘。「チリに関しては多くの情報はないが、南米なのでテクニックの高い選手がいると思うし、チームとしても老獪なものを持っている」とグループの印象を語った。

 イングランド戦では敗戦が続いているが、「悔しい思いをしているから、今度こそという思いがある。いかに爆発的な一発を出させないかがポイントになる。それは選手たちが敗戦の中で学んできているものだと思うので、対応していけると思うし、やられてばかりはいられない。いい試合をして白星を挙げたい」とリベンジを誓った。

 女子サッカー競技は7月23日の開会式に先駆けて行われ、21日の第1戦カナダ戦、24日の第2戦イギリス戦は札幌ドーム、27日の第3戦チリ戦は宮城スタジアムで行われる。各組グループリーグ3試合を行い、上位2チームと各組3位の上位2チームまでが準々決勝に進出。決勝戦は8月6日に新国立競技場(オリンピックスタジアム)で行われる。

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