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決勝OG弾演出の浅野拓磨「誰一人諦めている選手はいない。チャンスはあると信じていた」

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FW浅野拓磨が決勝点を演出

[10.12 W杯アジア最終予選 日本2-1オーストラリア 埼玉]

 日本代表はオーストラリア代表に2-1で勝利。1-1と同点に追いつかれたが、後半41分にFW浅野拓磨のシュートが相手のオウンゴールを誘発し、決勝点につながった。試合後のフラッシュインタビューで喜びを語っている。

 ベンチスタートの浅野は後半33分に途中投入。「チャンスはあると信じていました。自分が試合を決めるんだっていう気持ちを持って、ピッチに入りました」と意気込むと、41分に決勝点を演出。PA左でループシュートを放つと、DFアジズ・ベヒッチがそのままゴールに押し込んでしまい、オウンゴールで日本に勝ち越し点が入った。

 日本は勝ち点6になり、首位オーストラリアと2位サウジアラビアに暫定で勝ち点3差。浅野は「いま崖っぷちにいるっていうことは、全員が承知していることですし、だからといって、誰一人諦めている選手はいない。きょう勝ち点3を取りましたけど、厳しい状況には変わりない」と気を引き締めた。

 しかし、日本にとってアジア最終予選での大きな2勝目となった。浅野も「きょうの1勝がこれからの日本の勢いになればいいかなとは思います」と喜びを垣間見せつつ、「また厳しい気持ちを持って、一人ひとりの成長に向けて頑張らないと、W杯にはつながらない」と前を向いた。

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