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ナポリ指揮官ルチアーノ・スパレッティがピッチにダイブしたワケは?「かっこ悪すぎて躊躇したが…」

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 ナポリ指揮官ルチアーノ・スパレッティが9日のレスター戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて試合を振り返った。

 ナポリは9日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループC最終節において首位レスターとホームで対戦。序盤から2点のリードを奪ったものの一度は同点に追いつかれたが、後半にエリフ・エルマスの決勝点生まれて3-2で勝利を収めた。

 この結果、レスターは3位へと転落。一方のナポリは2位へと浮上し、チャンピオンズリーグ(CL)敗退チームとの間で行われるプレーオフへの進出を決めた。スパレッティ監督は、試合を終えて満足感を口にした。

「あのような形で2失点するとすべてがうまくいかなくなるように思えるが、選手たちが後半から強い気持ちでパーソナリティを示し、盛り返すことができた。魂と気迫を見せてくれた。『困難な時にクオリティを表現することができない』と常に言われているが、今夜は困難の中で勝利をつかむことができた」

「このレベルのチームは常に結果を出さなければならないという重圧にさらされているだけに、重みのある勝利だったと思う。今日の勝利により、今後に自分たちのクオリティを示していく力を得ることができた」

 続いてナポリ指揮官は、この日にドッピエッタ(1試合2得点)の活躍を見せたエルマスに賛辞を贈りつつ、試合終了後の自身のダイブについて説明した。

「エルマスは素晴らしい青年であり、あらゆるポジションに順応することができる。一番苦しいポジションに彼を配置すると、彼はいつでもなんとかしてくれる。前半終了後、彼は試合中に起きたある出来事にイライラしていた。そこで、私はもし彼がもう1点取ったらダイブをすることを約束した。彼がゴールを決めた時にやらなければならなかったが、かっこ悪すぎて最後まで躊躇してしまった」
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