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AFCON好発進のモロッコ指揮官ハリルホジッチ「我々の強みはチームであるということ」

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モロッコ代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督

 モロッコ代表バヒド・ハリルホジッチ監督は、アフリカ・ネイションズカップでの成功を見据えた。

 2018年まで日本代表を指揮し、2019年からモロッコで指揮を執るハリルホジッチ監督。現在は、カメルーンで行われるアフリカ・ネイションズカップで同代表チームを指揮し、ガーナとコモロに連勝して早々と決勝トーナメント進出を決めた。

 ハキム・ツィエクなどの元主力を代表チームから外すなどの改革をもたらした同指揮官はイギリス『デイリー・メール』に対して「哲学に従う集団を形成し、結果を得るのに必要なチームを持つために代表チームの85-90%を変えた」と話し、自身の考えを続けた。

「当初は誰も理解していなかったが、私は自分自身がやっていることをわかっていたし、この2年半で負けたのはフレンドリーマッチの1試合だけだ。私にとっては、チームが何よりも重要だ。誰であれチームをリスペクトしていなければ私の下でプレーできない」

「代表チームのユニフォームを着たとき、その後ろにはチームを愛し、チームを誇りに思う3800万人のモロッコ国民がいる。だからそのイメージを汚すことはできない。全員が正しい振る舞いをすることが重要だ」

 また、ツィエクの落選がチームにネガティブな影響を与えていないことを強調したハリルホジッチ監督は、アフリカ・ネイションズカップで結果を得ることを見据えた。

「我々は今、さらに速くプレーでき、さらにオフ・ザ・ボールの動きができている。ワールドカップ予選の6試合では20得点1失点とより効率的に戦えた。我々の強みはチームであるということで、これがとても重要なことだ」

「今のチームはとても興味深い選手たちのグループだ。一部は負傷し、他にも新型コロナウイルスやコンディションが良くない選手がいる。しかし、全員が回復し、このAFCONで最高の結果を残すために連勝を続け、自信を高め、コンディションが良くなることを願っている。成長は継続したもので、終わりはない。このモロッコチームはとても若いから将来が明るい」
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