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大分シャムスカ監督、補強願うもフロントは現有戦力で

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 29日、前節まで17位の大分トリニータは同18位・柏レイソルと対戦し、先制するも逆転負けを喫した。この結果、シャムスカ監督就任以降初の5連敗で最下位に転落した。
 この試合では今季初めて4バックで臨んだが、昨季堅守を誇った“カメナチオ"は崩壊。81分、89分と終盤の2失点で沈んだ。

 このような厳しい状況にチーム内にもきしみが生じている、と伝えるのは30日付けの日刊スポーツだ。同紙では以下のように伝えている。
<<厳しい戦いが続く中で、チーム内にもきしみが生じ始めている。シャムスカ監督は補強を希望しているが、 フロントは現有戦力の能力を十分に生かし切り結果を出すよう主張。意見は食い違っている >>

 昨季ナビスコ杯を制した大分は今季、大きな補強なくシーズンに臨んでいる。そんななか、FW高松大樹、DF深谷友基が長期離脱中にあり、昨季堅守を支えた両ボランチもホベルトは全治3ヵ月で帰国、エジミウソンはF東京戦で退場するなど万全な体制を組めていない。この苦境をシャムスカ・マジックで乗り越えられるか。まずは1勝を目指したいところだが、大分は次節(5月2日)、F東京に4-2で快勝したガンバ大阪をホームに迎えることとなる。

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