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千葉vs札幌 試合後の選手コメント

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[7.18 J2第18節 千葉0-3札幌 フクアリ]

 J2第18節は18日、各地で5試合を行い、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉とコンサドーレ札幌が対戦。札幌は前半5分、MF古田寛幸のゴールで先制すると、後半44分にも古田が決定的な2点目を奪い、ロスタイムにもMF岡本賢明が加点し、3-0で快勝した。
以下、試合後の選手コメント

<千葉>
●FW深井正樹
―久々の先発だったが?
「与えられたチャンスで、勝つことで応えたかったけど、それができなくて残念」
―次は柏戦だが?
「今日の敗戦は戻ってこない。前を向いて一からやり直すだけ。この1週間しっかりやって、次は勝ちたい」

●FW青木孝太
―惜しいシュートもあったが?
「力が入ったというか、落ち着いていたけど、ボールが足元につまった。利き足とは反対だったので、コースを狙うことができなかった。左足にトラップできればよかったけど」
―監督の指示は?
「2トップにして、クロスに飛び込めという指示だった。相手はラインも引いていたし、ネットのところでキープできればよかったけど、縦パスをカットされていたので。FWに入れるパスの精度を上げて、キープするところはもっとキープしないといけない」

●MF伊藤大介
「あの状況で自分が入るのは点を取るため。点を取れなかったことがすべて」
―監督の指示は?
「工藤くんの位置にそのまま入って、ネットの周りにすぐサポートに入れと」
―Jデビュー戦だったが?
「試合の状況が状況だったし、デビュー云々より得点を取って、逆転の流れをつくろうということで頭はいっぱいだった」
―第一歩を踏み出せた?
「ずっと試合に絡めていなくて、ホームでもいつも上から見ていた。自分が頑張ってきたことで、今日試合に出られたと思うし、もっと練習してもっと試合に絡んでいきたい」

<札幌>
●MF古田寛幸
「中断明けの千葉戦は大事な試合だった。チームとして勝てて良かった」
―1点目のシーンは?
「こぼれてくる予感があって、詰めていたらたまたま来て、打ったらたまたま入った。相手に当たったので」
―利き足とは逆だったが?
「あの時点で右足で蹴るしかなかった。狙うとかではなくて、思い切り蹴った」
―2点目は?
「あれは中学生からの自分の形。自分の形でゴールを決めたかったし、あのコースは練習でも蹴っていた。練習の成果だと思う。攻め込まれる時間もあるだろうし、ゴールへの意識を強く持とうと思っていた。シュートを打っていく意識は強かった」
―この試合は大事だった?
「3位の千葉に勝つことで上昇気流に乗れると思っていた。これまでは攻め込まれて追い付かれることも多かったけど、中断期間にそこを改善しようと練習していた。チームがひとつになって守れたと思う。上昇気流に乗って、勝ち続けることが大事」

●MF高木純平
「ボールを追いかけて、ボールを奪って、チームを鼓舞するという基本中の基本を考えながらやった。自分が入って負けたくなかった」
―加入直後の試合だったが?
「うまくいかないことの方が多かった。まだ3、4日目。うまくいく方が難しい。キリノはあまり足元でもらいたがらない。裏に出してやれと言われたので、これからはそうしたい」
―このチームの可能性は?
「まだ昇格する可能性はゼロじゃないし、今日たたいて千葉とは勝ち点8差になった。次の試合が大事だと思う。このチームは若いし、可能性は大いにある。楽しみだと思う」
―今後に向けては?
「自分の色をどう出すかが大事。次の試合からはそういうことを中心にコミュニケーションを取っていきたい。今日勝ったからといって、何か決まるわけじゃない。次、その次、その次が大事。勝ち続けることで勝ち癖も付く。そうすればもっと上にいけると思う」

●GK高原寿康
「後半はさすがに回されて、しんどい時間が続いたけど、あそこから2点目、3点目を取れるというのは中断前にはなかった。中断前だったら1-1になっていたかもしれないし、そんな中で3-0で勝てたのはよかった」

(取材・文 西山紘平)

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