beacon

来夏の去就について明言を避けるデル・ボスケ「会長と話をして決断する」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 スペイン代表は9日、EURO2016予選グループCのホームでのルクセンブルク戦に臨む。ビセンテ・デル・ボスケ監督は試合に向けた見通しを語りつつ、自身の去就についても言及している。

 グループ首位に立つスペインは、この試合に勝てば最終戦を待たずして本大会出場が決定する。試合前日の会見でのデル・ボスケ監督のコメントをスペイン複数メディアが伝えた。

「ルクセンブルクはフレッシュなチームで、よく統制が取れている。はっきり目的を持っており、良いプレーをすることを望んでいる。その上で敗れることもあるが、プレースタイルを変えようとはしない。フレッシュさが彼らの最大の武器だよ」

「ルクセンブルク戦と(12日の)ウクライナ戦の2試合で大半の選手を起用するつもりだ。シャビエル・エチェイタなど新しい選手や、出場機会の少ない選手たちを見たい。クラブでの試合も蓄積されているので、選手たちのコンディションのためでもある」

 来夏で契約の満了するデル・ボスケ監督の去就は定かではなく、スペインサッカー連盟(RFEF)が契約延長を望んでいるとも伝えられる。EURO2016終了後に退任する意向をすでに明らかにしていたデル・ボスケ監督だが、最終的な決断については明言を避けた。

「(RFEFのアンヘル・マリア・ビジャール)会長と話をするつもりだ。まずは彼と話をして決断を下し、それから君たちに話をしよう」

 バルセロナDFジェラール・ピケに今回もブーイングが浴びせられるのかどうかが注目されるが、デル・ボスケ監督は大きく問題視しようとはしていない。

「少しはあるかもしれないが、良い雰囲気になってくれるだろう。ピケもチームの一員であり続けるし、ほかの選手たちと同じように扱われるべきだ。ファンからのサポートを受けて戦えると期待しているよ」

●EURO2016予選特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP