beacon

MOMのクロース、レアル勢の活躍に「CL優勝の勢いのまま大会を迎えている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[6.12 EURO C組第1節 ドイツ2-0ウクライナ リール]

 EURO2016のC組第1節が12日に行われ、ドイツ代表はウクライナ代表に2-0で快勝した。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに輝いたMFトニ・クロースのコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

「自分の役割は後方からゲームを組み立てることだった。相手に最も脅威を与えられる選手に良い位置でボールを渡すことを考え、今夜はそれがうまくいった」と語ったクロースは、前半19分にFKからDFシュコドラン・ムスタフィの先制点をアシストすると、その後も正確なパスでドイツの攻撃を操り、2-0の完勝に大きく貢献した。

 初戦からハイパフォーマンスを見せたクロースだが、「立ち上がりの25分ほどは試合を支配できていたと思うけど、リズムに乗りきれなくなり、高い位置からのプレスがかからなくなったことをウクライナに悟られ、何度かミスを誘発されてしまった」と、序盤以降のチームとしての試合運びには反省を口にした。「僕らは優勝できると信じているにせよ、もう少しクレバーにプレーする必要があるね」と勝って兜の緒を締めた。

 また、所属するレアル・マドリーでは、5月28日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝(欧州CL)でアトレティコ・マドリーをPK戦の末に下し、11度目の欧州制覇を達成。本大会でもチームメイトのウェールズ代表MFガレス・ベイルが直接FKを決めたり、クロアチア代表MFルカ・モドリッチがスーパーゴールを決めるなど活躍している。クロースは「レアルの所属選手は、欧州CLの優勝の勢いに乗ったままこの大会を迎えている」とベイルらの活躍を喜んだ。

●EURO2016特設ページ

TOP