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10歳のポルトガル人少年、決勝で敗れたフランス代表サポーターを慰める

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 サッカーに国境はない。EURO2016決勝後、そんな言葉が体現されるような美しいエピソードが生まれている。

 EURO2016でファイナルに進んだのは、開催国フランスと12年ぶりの決勝進出を果たしたポルトガルだった。試合はポルトガルがエースFWクリスティアーノ・ロナウドの負傷交代という不運を乗り越え、延長戦の末に1-0で制した。

 歓喜を期待し続けた状況から一転、フランス代表のサポーターは準優勝という結果に悲しみに暮れた。そんな中で、一人のポルトガル人少年は号泣するフランス人青年に話しかけ、労わっている姿が欧州で話題を呼んだ。

 その少年、マティアス君はフランス『BFM TV』で相手サポーターにどのような言葉をかけたかを明かしている。

「『ただのサッカーの1試合さ。君の気持ちは分かるけれど』と言ったんだ。それから、『2位も悪い結果じゃないよ』とね」

「僕は他人が泣いているのを見るのが好きじゃないんだ。たとえ、それが知らない人だったとしてもね」

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