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[フットサルW杯2012]大会11日目ハイライト 2人がハットトリックのブラジル、FPファルカンも大会初ゴール!!

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 フットサルW杯は12日、大会11日目を迎え、決勝トーナメント1回戦の4試合を行った。コラートのチャッチャイホールで行われた第1試合のイタリア対エジプトの試合は、ハットトリックを達成したFPサード・アシスの活躍もあり、イタリアが5-1で勝利している。前半4分にCKからのサインプレーで先制点を挙げたアシスは、同点に追い付かれた直後にもPA内でパスを受け、2点目のゴールを決める。1点を加えて迎えた後半11分にも、キックインの流れから左足でゴールを決めてハットトリックを達成した。同13分にはFPフォルティノもゴールを決めて、8強に進出している。

 第2試合では、ブラジルがパナマとの格の違いを見せつけた。前半4分にFPフェルナンジーニョのゴールで先制したブラジルは、攻撃の手を最後まで緩めなかった。FPジェ、FPアリがハットトリックを達成、フェルナンジーニョ、FPロドリゴ、FPラファエルが2ゴールを挙げるなど、16-0で快勝した。グループリーグの第1戦で負傷したFPファルカンもこの試合から復帰。ファウルを受けてパナマの選手2人を退場させたほか、後半17分には、PA外から大会初ゴールも決めている。

 フアマーク屋内競技場ではロシアがチェコと対戦。グループリーグの3試合を無失点で終えたロシアが、この試合もクリーンシートを保ち、なんと4試合連続の完封勝利を挙げた。前半7分に得点王争いの首位を走るFPエデル・リマのゴールで先制したロシアは、その3分後にも、GKグスタボを起点に速攻を見せ、最後はFPシリロのパスからFPプーラがゴールネットを揺らして点差を広げた。後半9分にはFPシリロもゴールを挙げて、リードを3点に広げる。チェコに何度かチャンスをつくられても、GKグスタボが好守を見せて得点を許さず。ロシアが3-0で勝利し、準々決勝に駒を進めている。

 セルビア対アルゼンチンの第2試合は、2-1でアルゼンチンが勝利を収めている。前半11分にFPクッツォリーニが左タッチライン際から左足で放ったシュートが決まると、同17分にはFPレシアの蹴ったCKをセルビアGKが後逸し、点差を2点に広げる。後半に入り反撃に出たセルビアも17分に1点を返したが、試合終盤にはFPジャンジックが退場し、チャンスをつくり切れず。ベスト16で涙を飲んだ。

 この結果、14日に行われる準決勝の組み合わせは、アルゼンチン対ブラジル、コロンビア対ウクライナ、ポルトガル対イタリア、スペイン対ロシアの4カードに決定した。

[大会11日目の記録]
▽決勝T1回戦
イタリア 5-1 エジプト
ブラジル 16-0 パナマ
ロシア3-0 チェコ
セルビア 1-2 アルゼンチン

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