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シュライカー大阪:一木「もう準優勝はいらない」

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[3.16 PC準々決勝 大阪4-0ミキハウス 代々木第一体育館]

 第15回全日本フットサル選手権以来、2大会ぶりの優勝を目指すシュライカー大阪。16日に行われた準々決勝では、関西リーグのミキハウスを寄せ付けず4-0で勝利。準決勝進出を決めた。だが、チームの守備の要でもあるFP一木秀之は、優勝するためには修正点がまだまだある、と反省する。

「今日はフィールドプレーヤーの足が止まる場面が多くて、GKイゴールに何本も助けてもらいました。チームが勝ち上がっていくためには、どれだけイゴールに活躍させないかが大事になってきます。細かいところを意識して、修正していきたい」

 明日の準決勝では第1試合(12:00KO)で府中アスレティックFCと対戦する。今季のリーグ戦では3試合戦って、3分けという結果に終わっている。

「府中にも良いピヴォがいますし、そこに良いパスを出せる選手もいます。そこをいかに抑えるか。もう一つは山田ラファエル・ユウゴですね。デウソン神戸に所属していた頃は、ムラがあって、1試合で5点取るけど、次の試合は無得点ということもありました。でも、今はコンスタントにどの試合でも2点くらい取るようになっています。彼らに対して、どう意識してDFしていくかが、勝敗を分けるポイントでしょうね」

 準決勝でどうすれば勝てるか。そのイメージを持つ男は、最後に今大会への優勝への固い決意を語った。

「オーシャンアリーナカップも、Fリーグも、2位でした。この大会は、なんとしても優勝したい。ここでもタイトルを取れなかったら、何を言われるかわかりません。優勝できる自信はあるし、もう準優勝はいらない。リーグ戦の最後も17試合無敗だったわけですから、劇的な変化は必要ないと思います。細かいところの修正をしていきたい」

 決勝ではオーシャンアリーナカップ、Fリーグでともに優勝をさらった「名古屋と対戦したい」と、一木は語っている。この後に行われた第4試合で、名古屋が大分に敗れたため、名古屋に勝って優勝という願いは叶わないこととなった。だが、資金力、戦力ともに図抜けた名古屋の敗退によって、完成度の高い大阪が優勝する確率は高まった。果たして大阪は、シーズン最後の大会で有終の美を飾ることができるか。

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