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[選手権予選]鵬学園は2年生MF森田が4戦連発!初の全国導くゴール

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前半22分、鵬学園高はMF森田蓮が4戦連発となる決勝点

[11.5 全国高校選手権石川県予選決勝 星稜高 0-1 鵬学園高 西部緑地公園陸上競技場]

 鵬学園高はMF森田蓮(2年)が4試合連続となるゴール。準決勝の遊学館高戦で勝ち越しゴールを奪うなど活躍してきた2年生MFが、決勝でも再び大仕事をしてのけた。

 前半22分、鵬学園はMF千葉東泰共の好パスによってFW西川大祐が右サイドを一気に抜け出す。PAまで持ち込んだ西川のラストパスをニアサイドで受けた森田は対応したDFを外して右足シュート。「GKがいたんですけど、入ったなと」思ったというシュートはGKの脇を抜けてゴールヘ吸い込まれた。

 ゴールを確認した背番号15は歓喜のダッシュ。笑顔で駆け寄ってきたチームメートの輪に一度包まれたが、「嬉しくてスタンドまで行きました。(歓声は)もう気持ちいいですね」という森田はそのまま逆サイドの鵬学園スタンドまで駆け抜けて同級生たちと喜んでいた。

 1トップに位置するFW川口励二の下、2シャドーの一角としてエース・千葉東の隣でプレー。千葉東がマンマークを受けることもある中、前方の川口と連係しながらチャンスに絡む。そして「自分の持ち味は足元だったり、裏抜けるところだったり、ヘディングの得点も得意です」という力を発揮。今大会、初戦から3試合連続ゴールを決めていたMFはこの日もゴールを決め、石川県予選全試合ゴール、大会優秀選手という実績を引き下げて全国へ乗り込むことになった。

(取材・文 吉田太郎)
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