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[大学選手権]明日19日の開幕を前に出場選手らが意気込みを語る

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 平成24年度、第61回全日本大学サッカー選手権大会および第21回大学女子サッカー選手権大会の記者会見が18日、都内で行われた。

 会見には全日本大学サッカー選手権に出場する代表校16校の代表者とともに、関東の代表校4校の代表選手が出席。史上8校目の連覇を目指し、今季も関東1部リーグを制した専修大からはリーグMVPも獲得したDF鈴木雄也(4年=武相高)が出席。「目の前の一戦一戦に集中して戦いたい。インカレでは2連覇を成し遂げます」と力強く宣言した。

 明治大学から出席したFW阪野豊史(4年=浦和ユース、浦和レッズ加入内定)は、「明治大は今季、『覇業』というスローガンを掲げてやってきた。その集大成をインカレの舞台で飾りたい」と意気込む。

 早稲田大と中央大からは、ともに大宮アルディージャへの入団が内定しているFW富山貴光(早稲田大、4年=矢板中央高)とDF今井智基(中央大、4年=大宮ユース)が出席。富山は「泥臭くてもいいので、一生懸命やる姿をみなさんに見せたい」。今井は「中央大の良さは一体感。試合に出ることの出来ない選手たちの分まで頑張って、1月6日、国立でみんなで笑えるように頑張りたい」とそれぞれ大学最後の戦いへの思いを語った。大会は明日19日に開幕。冬の日本一をかけた熱戦を繰り広げる。

 会見には大学女子サッカー選手権を戦う代表校の選手も出席。優勝候補筆頭と目される早稲田大のMF谷本晴奈(4年=鳳凰高)は、「昨年度も優勝候補と言われていたが、敗退してしまい、本当に悔しいシーズンを過ごしました。去年の悔しさを今年は必ず晴らしたい」と抱負を語った。女子は今月26日に開幕(1回戦から準々決勝までは兵庫県三木市で開催)。24校のトーナメント戦で争われ、決勝は男子と同日の来年1月6日、国立競技場で行われる。

(取材・文 児玉幸洋)

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