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準優勝もミゲル監督「選手たちのパフォーマンスは、予想を超えるもの」

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 フットサル日本代表は6日、第4回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズの決勝を行い、2-5でフットサルイラン代表に敗れた。前半にFP逸見勝利ラファエルのゴールで先制した日本だったが、後半開始早々、立て続けに失点を喫して逆転されてしまう。終盤にパワープレーから1点差に追い付いたが、2点を追加されて2-5で準優勝に終わった。

 大会を終えてミゲル・ロドリゴ監督は「この大会、特に決勝のゲームで選手たちが見せたパフォーマンスは、コーチングスタッフの予想を超えるものでした。他のチームは1か月以上の合宿を積んでこの大会を迎えているなか、事前の合宿をする時間がない中で私たちは一試合ずつ成長しながらたどり着きました。そうした状況で世界レベルの最高の舞台で今日のような素晴らしい内容のゲームをすることができたのは選手たちの素晴らしさです」と、選手たちを称えた。

 その上で決勝の敗因を分析する。「敗因はイランの個の強さの優勢、そしてここという場面で私たちは稚拙なミスを犯し、攻撃においても数多くのチャンスをつくり出しながらものにすることができなかったということに尽きると思います」と、チームに伸びシロがあることを示唆した。

 また、ミゲル監督は「私は当初からこの大会を今後のためのプロセスの一環として位置づけていましたが、この若い世代は素晴らしいタレントを持っているということをあらためて証明してくれました。この大会のためにリーグ戦期間中にもかかわらず選手たちを派遣してくださった各クラブに感謝します。この恩はそこで得た大きな経験を、各クラブに戻って還元することだと思っていますし、そのことは選手たちのミッションとなるべきだと思っています。最後に、日本から応援に来てくださった皆さん、そして日本で応援してくださった方々、本当にありがとうございました」と、選手を派遣したクラブ、サポーターの応援に感謝している。

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