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ミスの連鎖を悔やむ長谷部、「守備に関してはネガティブ」

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[8.14 キリンチャレンジ杯 日本2-4ウルグアイ 宮城ス]

 ミスの連鎖が止まらなかった。キャプテンのMF長谷部誠(ボルフスブルク)は「守備に関しては非常にネガティブ。これだけ(点を)取られると、何が悪いんだろうとなるし、こういうトップレベルの相手には守備はまだまだもろいなと感じた」と、率直な思いを打ち明けた。

 ただ、組織として崩されたという印象や、自分たちのやり方が間違っているという感覚はない。「守備のやり方については難しいところで、今日の失点を見ても、実際はミス。小さいミスが重なって失点している。守備の仕方が悪いのかと聞かれると、そこよりも前の要素かなと思う」と、自分なりの考えを語った。

「個人のミスは個人でカバーしないといけないし、チームとしてだれかがミスをすればカバーすることも大事。失点はミスが連鎖していた。チームとしてミスを少なくすることをやっていかないといけない。守備の部分はもっともっと修正しないといけない」。目立つのは最後の部分で守っているDFやGKだが、中盤や前線を含めたチーム全体でミスが多く、「個人のミスが重なった」ことが4失点の要因だと指摘する。

「コンフェデでああいう負け方をして、守備の部分で失点しないようにということを考えてやっていた。それが4失点して、失点シーン以外にも危ない場面があった。守備に関してはミスが多すぎた」。3試合で9失点を喫したコンフェデレーションズ杯から修正できぬまま大量4失点。「ミス」という言葉だけでは片づけられない重い結果となった。

(取材・文 西山紘平)

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