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[AFC U-19女子選手権]U-19女子代表、北朝鮮戦後のコメント

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 中国で行われているAFC U-19女子選手権中国2013に参戦しているU-19日本女子代表は、20日に最終戦のU-19北朝鮮女子代表を行い、0-0で引き分けた。この結果、日本は2勝2分1敗となり、韓国、北朝鮮、中国に続く4位に順位を下げ、上位3チームに与えられる来年のU-20女子W杯カナダ2014の出場権を逃した。

以下、日本サッカー協会公式サイトよりU-19日本女子代表コメント

●吉田弘監督
「日本のサッカー、自分たちのサッカーをして、全5チームを圧倒するつもりで臨んだ大会でした。しかし、結果として2勝1敗2分けでワールドカップへの出場権も逃してしまいました。最後まで得点ができなかったことが残念です。
 今日の朝鮮民主主義人民共和国も、韓国と同じように下がって守りを固めてきました。そこをいかにこちらの攻撃で崩すかがポイントでしたが、攻撃に効果的なゾーンで何本かしか入れず、効果的な攻撃がなかなか出来ませんでした。前半は全く悪いゲームだと思っていませんでしたので、ハーフタイムに修正することは特にありませんでした。後半はこちらも相手も疲れている中で、自分たちのペースで試合を進めていましたので、いつかやってくれるだろう、いけるな、と思い、メンバーは代えずに後半に臨みました。
 大会を通じ、韓国や中国、朝鮮民主主義人民共和国とすべてのチームが引いて守ってきました。こうした相手に持ち前の技術の高さを使ってボールを回しながら主導権を握った試合が進められたことは、方向性としては間違っていないと思います。ただ、得点できなかったことがよくありませんでした。選手たちの将来に向けては決して暗くない内容でした。今後はどうやって守りを固めた相手に得点をするかという課題が浮き彫りになったと思います。
 勝てなかった悔しさを今後、そして東京オリンピックに向けて、糧となるような良いきっかけに変えてほしいと思います」

●MF猶本光(浦和レッズレディース)
「中国がミャンマーとの試合で7点以上とると思っていたので、朝鮮民主主義人民共和国との試合には勝つことだけを考えて臨みました。得点できず、力不足だったと思います。
 対戦した全チームが引いて守ってきたので、そのなかでどう崩すかが課題でした。いい試合をしても、相手より多く点を取らないと勝ち点3はとれません。勝負の世界は厳しいものだと思い知りました。ピッチ外では、ベンチの選手も全員がチームのために動いて声も出してくれ、チーム全体のまとまりは素晴らしかったと思います。スタッフを含め、チーム全員に感謝したいです」

●DF三宅史織(JFAアカデミー福島)
「勝ちたいという強い気持ちを持って試合に臨みました。無失点で終われたことはよかったですが、点が取れませんでした。これまで通り、試合に出場していない選手も声を出してサポートしてくれました。
 大会を通じて、試合をやっていくごとに課題が改善されて良くなっていました。今日の試合ではトレーニングでやって来たことが全部出来たと思いますし、攻守の切り替えも速かったと思います。昨年のFIFA U-17女子ワールドカップで悔しい思いをしたので、自分たちでワールドカップへの出場権獲得を決められず、悔しいです」

●MF長谷川唯(日テレ・ベレーザ)
「今大会、韓国戦から特に、ベンチの選手とも気持ちを1つにしてやって来ました。絶対に勝たないといけないゲームでした。攻守の切り替えはよかったですが、最後まで得点できず、とても悔しいです」

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