beacon

ベルギー戦決勝弾のMF岡崎「アウェーでやれることを見せられた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.19 国際親善試合 日本3-2ベルギー ブリュッセル]

 苦い記憶を払しょくした。10月の欧州遠征で、日本代表はW杯出場を逃したセルビア代表(0-2)とベラルーシ代表(0-1)に連敗。来年のW杯本大会に向けて、不安が広がっていたなかで、今回の欧州遠征ではオランダ代表と2-2で引き分け、ベルギー代表に3-2で勝利した。

 ベルギー戦、1-1で迎えた後半開始からピッチに立ったMF岡崎慎司は、「1-1だったので、勝ちたかったので。ゴールを決めて、勝って、今シーズンを終わりたいと思っていた」と、ピッチに入ったときの心境を振り返る。

「最初からみんな良い状態でサッカーできていたので、後半もその状態で入れた」と話す岡崎は、MF本田圭佑のゴールで1点リードして迎えた後半18分、FW柿谷曜一朗からのループパスに右足で合わせて、ゴールネットを揺らした。その後、1点を返されたが3-2で勝利。自身のゴールが決勝点となったが「チーム力で勝ったと思います」と、目を細めた。

 ただし、喜んでばかりもいられないと、気を引き締める。「勝ってよかったというのは本当に自分たちの自信になったと思いますけど、まだまだもっとレベルを上げていかないといけないところがあるので。もっと来年は良い状態でサッカーできるようにしたい」と、成長を誓う。

 そして、「このレベルでもアウェーでもやれるというをまず見せられたのは良かったと思いますけど、次のレベルはオランダのような相手に勝ち切る力をつけないといけないと思いました」と、目標に掲げるW杯優勝に向けて、どこまでも貪欲な姿勢を見せた。

TOP