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[AFCフットサル選手権2014]チームを引き締めたFP皆本「このチームの可能性を見せられた」

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[5.1 AFCフットサル選手権2014 GL第1戦 フットサル日本代表12-0フットサル韓国代表 ホーチミン]

 フットサル日本代表は1日、AFCフットサル選手権2014の初戦でフットサル韓国代表と対戦した。初の連覇を目指す日本代表のミゲル・ロドリゴ監督は、その大事な初戦でAFCフットサル選手権初出場となるFP皆本晃を先発に抜擢した。「初戦の最初は、すごく難しいですし、そこに使ってもらえたのは信頼されていると思えましたね」と話す皆本は、圧巻の切り替えの早さを見せ、韓国に攻め込む隙を与えなかった。

 後方のスペースを埋めるだけにとどまらず、皆本は攻撃時には最前線まで飛び出していた。そのハードワークが実り、後半9分にはAFCフットサル選手権初ゴールを記録。自陣から最前線へ一気に駆けてゴールを挙げた皆本は、大きなガッツポーズを見せた。「今日は。みんなが取っていたので、1点くらい取りたいなと思っていました。このチームだとDFの仕事の方が多いんですけど、攻撃でも取れるときには点を取っておきたいなと思っていたので良かったです」と、ゴールを喜んだ。

 試合前は「難しいゲームになるんじゃないかな」と心配していたという皆本だが、彼のゴールを含めて、日本は大量12ゴールを挙げて韓国を一蹴。「他の国も力を付けている中で、こういうゲームができたっていうのは、このチームの可能性を見せられたんじゃないかなと思う」と、皆本は胸を張る。それでも、慢心はしていない。「ただ、修正点はまだまだあるので。これから最後まで、もっともっと良いチームにしていきたいと思います」と、チームの成長に貪欲な姿勢を見せた。

(取材・文 河合拓)

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