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[AFCフットサル選手権2014]日本代表が決勝に向けて調整

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 フットサル日本代表は9日、ホーチミン市内のアリーナで10日に行われるAFCフットサル選手権決勝のイラン戦に向けた前日練習を行った。8日に準決勝のクウェート戦(6-1)を終えたばかりということもあり、体を動かした時間は約30分。その後はミゲル・ロドリゴ監督が、対イランの戦術を熱血指導。さまざまな状況や特徴的な選手への対応方法を、綿密に伝えた。

 今大会、試合翌日はリカバリートレーニングのみを行い、対戦相手の対策をピッチでやることはなかった。練習後、取材に応じたミゲル監督は「ここまでは、その必要がなかった」と話し、過去最多10度のアジア選手権優勝を誇るイランへの警戒心を示した。

 これまでは日本が押し込む試合が多かったが、イラン戦は日本も押し込まれることが予想される。スピードのあるFP中村友亮の起用が有効ではないかという問いに対し、「その点に関しては、意見が完全に一致しましたね」と、直近の2試合でベンチ外となっていた中村の起用をほのめかした。

 決勝は10日の日本時間21時にキックオフを迎え、試合の模様はNHK-BS1で生中継される。
(取材・文 河合拓)

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