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ジャガーポーズも見せた! 家族観戦の浅野がA代表初得点「もっとゴールで貢献を」

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[6.3 キリン杯準決勝 日本7-2ブルガリア 豊田ス]

 トゥーロン国際大会に出場していたU-23日本代表から早期合流したFW浅野拓磨(広島)が、家族が見守る中、A代表初ゴールを決めた。

 後半14分から途中出場した浅野は、なかなか持ち味のスピードを見せることができずにいたが、迎えた同42分に持ち味を発揮して相手DFを振り切り、PA内右に入ったところで倒されてPKを獲得した。バヒド・ハリルホジッチ監督の許可を得て、PKのキッカーを務めた浅野は落ち着いて右足でゴール右に流し込み、ダメ押し。得点後にはジャガーポーズも飛び出した。

 ゴールラッシュを締めくくる一発を決めた浅野は試合後のインタビューで「ゴールでチームの勝利に貢献したいと思っていたので、ゴールが取れたことはうれしく思います」と素直な感想を述べた。

 この日は、地元・三重から近い愛知での代表戦開催ということもあり、家族も観戦に訪れていた。「いつも応援してくれていますし、こうやって見に来れることも少ないですけど、やっぱり見に来た試合ではゴールを決めたいと常に思っているので、今日は来てくれている試合で点を取れて良かったと思います」と、ホッとした表情を見せた。

 記念すべきA代表初得点を決めた浅野だが、これに満足することはない。「課題が多く見つかった」と反省した浅野は、「もっともっとゴールで日本代表の勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います」と気持ちを切り替えた。最後にインタビュアーの中山雅史氏から「日本代表の顔になってください!」とエールを送られると、浅野は「頑張ります」と笑顔で語り、元日本代表ストライカーとガッチリ握手した。

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