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すべては目標達成のために…DF亀川「自分にできるのは最大の準備をするだけ」

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 ナイジェリア戦は出場機会が巡ってこなかった。だが、リオデジャネイロ五輪日本代表DF亀川諒史(福岡)は「11人のメンバーを選ぶのはテグさん(手倉森誠監督)やスタッフなので、本当に自分にできることは最大の準備をすることだけ」といつ声が掛かっても自分の力を100パーセントの力を出せるよう、黙々と調整を続ける。

 初戦をベンチから見守りながらもピッチに立つことをイメージし、「まずは守備から入りたいと思う。相手に食らい付いていくことや、ボールを奪いに行くのが自分の良さだと思うので、ピッチに立てることがあればそういう部分を出していきたい」と出場機会を得れば自らの持ち味を発揮しようしている。

 そして、たとえピッチに立てなくても、「ベンチなりにやれることもあると思う。自分に与えられた役割を見つけながらやっていきたい」とチームの勝利のためできることをしたいと話した。

 7日のコロンビア戦で敗れればグループリーグ敗退の状況に追い込まれたが、すべてが終わったわけではない。チームの目標はメダル獲得であり、「一戦目に敗れて、目標のメダルがなくなったかと言われればそうではない。本当に次に気持ちを切り替えて、初戦のことは忘れて次に全員で進んでいる」とチーム一丸となって目標達成に向け、まずはコロンビア戦での勝利を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)

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