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別調整続くGK小島亨介…森保監督、ベトナム戦では「これまでになかった状況が生まれる」

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ベトナム戦に向けて調整を行うU-21日本代表

 U-21日本代表は18日、翌19日に行われるグループリーグ第3節ベトナム戦に向けてトレーニングを行った。16日のパキスタン戦で負傷交代したGK小島亨介(早稲田大)は、前日に引き続きホテルでの調整。残る19選手が練習場で約1時間汗を流した。

 芝の枯れ、凹凸が目立つインターナショナルスクールのピッチということもあり、この日は校舎前の芝生のスペースを利用してトレーニングを開始。アップ後は鳥かごや複数人でのリフティングを約45分間行い、残りの15分間は非公開での練習となった。

 思うような練習メニューをこなせない状況だが、森保一監督は「与えられた環境、今できる環境の中で最大限できることをし、最善の準備をしていこうと選手に話している。明日の試合に向けて、今できる最高、最善のことが今日はできたと思う」と、やるべきことはこなしたと答えた。

 今回の登録メンバー20名の内、GKは2人。小島の状況は気がかりなところではあり、指揮官は「右ヒザ上の打撲ということで、まだ十分に走ったり動いたりはできない」と現状を説明しつつ、「完全離脱にはならないという見解なので、早い段階で戻ってきてもらえればと思う」と続けている。

 第3戦で対戦するベトナムは、今年1月のAFC U-23選手権の準優勝チームであり、今大会も2連勝と勢いに乗って日本と対戦する。ネパール、パキスタン戦では主導権を握って試合を進めて2連勝を飾っている日本だが、「これまでの2試合になかった状況がたくさん生まれると思う。そういうところを想定しながらやっていきたい」と決して気を緩めることなく3連勝を狙う。

(取材・文 折戸岳彦)
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