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千葉玲海菜&高橋はなが大怪我乗り越え、なでしこジャパンに復帰!! 池田監督「W杯に向けて準備を進めてくれた」

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FW千葉玲海菜(左)とDF高橋はな

 FW千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)とDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)が、日本女子代表(なでしこジャパン)に復帰を果たした。日本サッカー協会(JFA)は13日に女子ワールドカップを戦うメンバーを発表。フィールドプレイヤーの13番目に千葉、16番目に高橋の名前が読み上げられた。

 千葉は筑波大卒業後の2021-22シーズン途中に千葉Lに加わると、3試合連続得点などの活躍を見せ、21年4月になでしこジャパンに初選出。その後の欧州遠征では初ゴールを記録していたが、同年9月に右膝前十字靱帯損傷の大怪我を負い、1か月前に実戦に復帰していた。

 21年10月に発足した池田体制の“常連”としてメンバーに選ばれてきた高橋は、昨年11月に行われたスペイン遠征中に右膝前十字靭帯を損傷。全治8か月と伝えられ、戦列に復帰したのは6月10日のWEリーグ最終節だった。

「WEリーグが終わった後もスタッフとミーティングを重ね、以前から状況を見て考えてきた過程はあるが、実際には昨晩(最終メンバー23人を)考えた」

 今年行われた代表活動には一度も参加できなかった千葉と高橋だが、ギリギリまでメンバー選考に悩んだという池田監督は「しっかりと成長し、W杯に向けて準備を進めてくれた」と2人への信頼を口に。「千葉選手のダイナミックな動き、高橋選手のしっかりとしたDFとしてのスピードやポジティブな部分がW杯に向けて積み上がっていくのではないか」と期待を込めた。

(取材・文 成田敏彬)

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