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女子W杯に臨むなでしこ守護神たち、小学生とのふれあいでリフレッシュ「逆にエネルギーをもらった」

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左からGK平尾知佳、GK山下杏也加、GK田中桃子、GK大場朱羽

 女子ワールドカップに臨む日本女子代表(なでしこジャパン)は千葉市内で国内トレーニングキャンプを実施中。そんな中、2日にサッカー教室「JFAなでしこひろば」が開催され、なでしこジャパンからGK山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)、GK平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)、GK田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、そしてトレーニングパートナーのGK大場朱羽(ミシシッピ州立大)が参加した。女子W杯を控えた選手たちだが、山下は「こういう子供たちの笑顔見て、一回リラックスというか、リフレッシュというか、癒しをもらった。自分はとてもいい時間でした」と笑顔を見せた。

 サッカー教室「JFAなでしこひろば」では、GKに特化した内容で実施された。小学5、6年生の女子GKが参加し、トークセッションでは4選手を質問責め。またその後ピッチに出ると、選手たちとともに汗を流した。

 先月27日から続く国内トレーニングキャンプで疲労もあったが、4選手は逆にエネルギーをもらったようだ。「子どもたちが好きなので。もう逆にエネルギーをもらっていいリフレッシュかな」(山下)。「疲れてない! すごい元気になりました」(平尾)。「改めてサッカーの楽しさみたいなのを知れた」(田中)。「一緒に楽しめて、疲れというよりは楽しめた。子どもたちにとってこの機会がこれからサッカーのいいきっかけになったら」(大場)。子どもとのふれあいが、日の丸を背負う選手たちの大きな糧になったようだ。

 なでしこジャパンは6日までトレーニングキャンプを続け、その後は短いオフを挟む。10日に再集結すると、14日には宮城のユアテックスタジアム仙台でMS&ADカップ・パナマ女子代表戦に臨む。この試合を終えると、20日開幕の女子W杯に参加する。

(取材・文 石川祐介)
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