日本代表のグループリーグ首位通過の可能性が消滅した。アジアカップは19日、日本と同じD組の第2節残り1試合が行われ、インドネシアがベトナムに1-0で勝利。この結果により、最終節を待たずにイラクの首位通過が決まった。

　日本は先に行われた一戦で、イラクに1-2で敗戦。グループ首位から陥落し、勝ち点6のイラクを勝ち点3で追う形となっていた。

　今大会は2チーム以上の勝ち点が並んだ場合、得失点差より当該国同士の対戦成績が優先されるレギュレーション。日本がイラクを上回って首位通過するためには、もう1試合でベトナムがインドネシアに勝利し、最終節に日本、イラク、ベトナムが勝ち点6で並ぶ必要があったが、インドネシアの勝利でその可能性がなくなった。

　日本は24日の最終節で、グループ2位通過をかけてインドネシアと対戦。引き分け以上で2位通過のなる。なお2位通過の場合、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)はE組首位との対戦。E組は韓国の首位通過が有力視されており、ベスト16の舞台で日韓戦が実現する可能性が高まった。

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