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インドネシアの196cm長身パワープレーに競り勝ったDF渡辺剛「自分だったら勝てると」

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DF渡辺剛(ゲント)

[1.24 アジア杯グループD第3節 日本 3-1 インドネシア アルトゥママ]

 日本代表が2-0でリードしていた後半28分、インドネシアは196cmの長身CBエルカン・バゴットを最前線に入れてパワープレーを仕掛けてくると、ここまで出番のなかったDF渡辺剛(ゲント)に声がかかった。

「自分だったら勝てると思っていたし、出てきた時に準備しておいてという話をもらった。やっと自分のストロングポイントが出せるちょうど良いタイミングが来たなという感じだった」(渡辺)

 渡辺は後半37分、負傷明けで無理をさせられないDF冨安健洋(アーセナル)に代わってピッチに入ると、最初の空中戦から完璧なジャンプで制空権を獲得。終盤にロングスローで失点を喫したのはチームの課題として残ったが、バゴットには最後まで後れを取ることはなかった。

 試合後、アジア杯デビューを「出るならこの試合かなと思っていた。試合状況的に自分の得意とする相手だったしチャンスなのかなと思っていたし、嬉しかった」と振り返った渡辺は196cmの長身CBとの対峙に「ああいう相手もベルギーにはたくさんいる。うまく対応できた」と手応えを語った。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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