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待望の今大会初ゴール!! 突然訪れた好機にも慌てず…久保建英「決まって良かった」

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MF久保建英

[1.31 アジア杯決勝T1回戦 日本 3-1 バーレーン アルトゥママ]

 ボールが足下に転がってきた。日本代表MF久保建英は左足できっちり蹴り込み、今大会初ゴールを記録した。

 序盤からボールを保持して試合を進めると、前半31分にMF堂安律の得点で先制。そして、後半開始直後の5分に久保に好機が訪れる。

 高い位置でのボールカットを成功させると、中央にボールを送って自らはPA内と走り込む。パスにはFW上田綺世とMF堂安律が反応したものの触れられず、DFハザ・アリが処理しようとする。攻撃権はバーレーンに移ったと思われたが、アリがコントロールし切れなかったボールは、最終ライン裏に抜けていた久保の足元へ。

「本当だったら、上田選手がターンしてそのまま打ってくれたら良かったですけど、ちょっとお見合いみたいになって、僕のところにこぼれてきた」

 突然訪れた好機にも慌てず、きっちり左足で蹴り込んで今大会初ゴールを記録。「事前にルールガイドで説明があって、ああいうゴールは認められるとなっていたので、オフサイド(ポジション)なのは分かっていたけど、シュートを打って決まって良かった」と振り返った。その後、1点ずつを奪い合った試合を3-1で制した日本は9大会連続でのベスト8進出を決めた。

「非常にタフな試合で、球際で負けていなかったと思う。イラク戦とは違って、僕たちのチャンスの時間が増えたと思うので、そこに自分も少しながら貢献できて良かった」

 準々決勝は3日に行われ、この後に開催されるイランvsシリアの勝者と対戦する。自身は後半23分に交代していたこともあり、「早めに交代し、身体もフレッシュなので、しっかりまた次に向けて良い準備をしたい」と次戦を見据えた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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