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三笘薫との連係に自信示す上田綺世、同僚のイランMF情報も共有済み「間違いなく良い選手」

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日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)

 アジアカップを戦う日本代表のエースFW上田綺世(フェイエノールト)が2日、報道陣の取材に応じ、翌日に迫る準々決勝イラン戦に向けて「お互いに個の特徴を出し合わないといけないし、それは日本代表もそうだし、相手もそう。僕も自分の特徴をぶつけないといけないし、通用させないといけない」と展望を語った。

 1月31日に行われた決勝トーナメント1回戦バーレーン戦(○3-1)から中2日で迎える大一番。上田は「身体はもちろんしんどいけど、気持ちを切らさずにいけるし、連戦のところはネガティブなイメージはない」と前向きに述べつつ、イランが前のシリア戦で延長PK戦までもつれ込んでいることに触れ、「後半そこで差がついてくると思うので、焦らずじっくりやっていければ」と力を込めた。

 イランの右サイドハーフで出場が続くMFアリレザ・ジャハンバフシュはフェイエノールトの同僚。今大会では依然としてゴールはないが、日本戦ではエースのFWメフディ・タレミ(ポルト)が出場停止のため、より攻撃の役割を大きく背負うことも予想され、FWサルダル・アズムン(ローマ)と並んで警戒すべきキーマンとなる。

 上田はジャハンバフシュについて「間違いなくいい選手ですし、フィジカル的にも技術的にもレベルが高くて、背はそこまで高くなくてもヘディングも強く、プレーの幅が広いと僕は思っている。シュートも一発ある選手なので警戒していきたい」と話し、そうした特徴は周囲の選手に伝達していると明かした。

 またバーレーン戦で今大会初出場を飾ったMF三笘薫(ブライトン)がコンディションを上げており、先発共演の可能性も浮上。「薫くんは突破ができるので、特に考えなくても信じて走るところと、薫くんが顔を上げるタイミングとかボールを離すタイミングを理解できていればボールをもらえるし、パスも上手い。薫くんとはそんなに考えなくても大丈夫かなと思う」。バーレーン戦では三笘の投入から10分間強、ともにプレーしており、「薫くんも成長しているのでタイミングが少し違うとかはあるかもしれないけど、一緒にプレーした感じで合わないみたいなことはなかった」と自信を示した。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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