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なでしこJ、パリ五輪最終予選の“開催予定地”サウジ渡航が決定

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なでしこジャパンの池田太監督

 日本サッカー協会(JFA)は20日、パリ五輪アジア最終予選・北朝鮮戦に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)が同日夜、試合開催が見込まれるサウジアラビア・ジッダに出発することが決まったと発表した。試合5日前になっても開催地が決まっていないという異例の状況となっていたが、ようやく事態が進展したようだ。

 パリ五輪アジア最終予選はホーム&アウェーでの開催。合計スコアで上回った国がパリ五輪出場権を獲得する。24日に行われる第1戦は当初、北朝鮮・平壌で行われる予定だったが、JFAの佐々木則夫女子委員長は今月上旬、代表メンバー発表会見で開催地が白紙になったことを明かしていた。

 その後も開催地の正式決定は行われず、AFC公式サイトでは20日現在も、試合会場が金日成スタジアムと記されている状況。JFAはサウジアラビア・ジッダについて「開催予定地」とのみ発表しており、正式決定を待たずに渡航するという決断に至った。

 第2戦は当初の予定どおり、28日に国立競技場で開催。この一戦でパリ五輪出場権が決まる大事な決戦となる。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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