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病院直行の荒木遼太郎は脳震とう疑い「自分の記憶がない」

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FW荒木遼太郎

[5.3 AFC U23アジア杯決勝 日本 1-0 ウズベキスタン ドーハ]

 たった一人、表彰式には出られなかった。U-23日本代表FW荒木遼太郎(FC東京)は相手GKと交錯し、頭を強打。その後もプレーを続けて決勝ゴールをアシストしたが、試合終了間際にメディカルスタッフに止められてピッチを後にした。

 意識はあり、表彰式にも出たがっていたが、今後の予定も鑑みて病院に運ばれた。試合後、大岩剛監督は「自分の記憶がないと。少し慎重に様子を見たい」と容態を伝えた。

 試合直後ということもあり、指揮官も正確な情報は手にしていないというが、怪我ではなくて脳震とうの疑いで病院に向かった。大岩監督は「本当に心配」と表情をくもらせた。

 U-23日本代表は今日明日で順次帰国する。しかし、荒木は状況次第でカタールからの出発が遅れる可能性もゼロではないという。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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