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岡山が逆転勝ち!町田先制も最下位脱出失敗・・・

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[6.13 J2第19節 岡山2-1町田 カンスタ]

 Kankoスタジアム(岡山)で開催されたJ2第19節の8位・ファジアーノ岡山対22位のFC町田ゼルビア戦は、岡山がFW川又堅碁とFW金民均のゴールによって2-1で逆転勝ち。8戦連続未勝利となった町田は最下位脱出に失敗した。

 4月30日の横浜FC戦(4-2)以来の勝利を目指す町田は前半19分、左サイドから縦に強引に仕掛けたFW平本一樹が個人で岡山守備網を破ると、そのままGKの頭上を射抜く左足シュートを叩き込んで先制。序盤からつかんでいた良い流れの中でリードを奪った。

 だが、岡山は39分、MF仙石廉の縦パスで抜け出した川又が、右足ダイレクトでゴールへねじ込んで同点に追いつく。さらに2分後の41分には、MF千明聖典のスルーから敵陣中央でボールを受けた金が豪快な右足ミドルをゴール右隅へ叩き込み、逆転した。

 とにかく勝ち星をつかみたい町田は気落ちせず、後半再び岡山をプッシュ。12分にはPAからMF北井佑季が強烈な左足シュートを放ち、さらにショートパスで中央を打開してFWドラガン・ディミッチがGKと1対1となる。だが、いずれも岡山GK中林洋次の好守に阻まれると、MFコリン・マーシャルとディミッチの左足シュートなど最後までゴールを狙い続けたが、相手の11本を上回る13本のシュートをゴールに結びつけることができなかった。

 後半にもクロスバー直撃の右足シュートを放つなど高い攻撃力で勝利に貢献した岡山の金は、ヒーローインタビューでサポーターへ向けて「力をもらって勝ったと思います。ありがとうございました!」。岡山にとってホーム・Kankosスタジアムでは4月30日の草津戦以来となる勝利。影山雅永監督も「(ホームで勝つことができず)責任を感じていた。今回は皆さんと喜ぶことができてうれしい」と感謝していた。

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