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F東京、クラブ社員が約2300万円の経費を不正流用

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 FC東京は31日、2005年から2012年にわたる8年間にわたって、経理担当部長が約2300万円の経費を私的に流用していたことが判明したと発表した。同経理担当部長は、すべてを認め、全額弁済するという。クラブは31日で同氏を解任し、懲戒解雇とした。

 クラブは「このような不祥事を起こし、FC東京を応援していただいているみなさまにご迷惑をおかけしましたこと、また信頼を大きく損なう事態となりましたことを深くお詫び申し上げます。クラブといたしましては、原因究明・再発防止策の策定し、すでにチェック機能を強化して業務を実施しております。また、本件における包括的責任を取るため、社長の阿久根謙司が報酬の20%を3か月間自主返上いたします」と発表している。

 また、JリーグもF東京に厳重注意をするとともに、再発防止に努めるよう強く要請したと発表。同時に各クラブの実行委員に、同様のことが起こらないよう、社内のガバナンス体制についてあらためて確認するように書面で注意喚起した。

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