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期限付き移籍で加入の堀米が2戦連発、熊本が今季初の3連勝

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[5.6 J2第13節 徳島0-3熊本 鳴門大塚]

 ロアッソ熊本は敵地で徳島ヴォルティスに3-0で快勝し、今季初の3連勝を飾った。3連敗後の3連勝で、順位も16位から14位に浮上。一方の徳島は2試合ぶりの黒星を喫した。

「絶対に勝つという気持ちで臨んだ」と語ったのは熊本のMF堀米勇輝。今月1日、甲府から期限付き移籍で加入すると、前節3日の水戸戦(3-2)でさっそく初ゴールとなる先制ゴールを挙げ、チームを勝利に導いた。「甲府で悔しい思いをして、覚悟を決めて熊本にやって来た」と語る20歳が2戦連発の先制点。前半36分、FW仲間隼斗とのワンツーからPA内に進入し、体勢を崩しながらも左足でゴールに流し込んだ。

 勢い付く熊本は先制から2分後の前半38分、DF片山奨典のシュートがクロスバーを叩く。こぼれ球をMF養父雄仁が倒れながらもシュート。これもポストに嫌われたが、跳ね返りをFW齊藤和樹が今度こそ押し込み、追加点を奪った。

 前半40分には齊藤がPA内でMF柴崎晃誠に倒され、PKを獲得。柴崎は2枚目のイエローカードで退場となった。このPKは齊藤がゴール左に外してしまったが、数的優位に立った熊本がその後も試合を優位に進めた。

 熊本は後半26分、PA内の混戦から仲間がシュート。これは惜しくもクロスバーを直撃したが、同30分にMFファビオのクロスからMF藤本主税がダメ押しの3点目を奪い、試合を決定づけた。熊本は徳島のシュートを計3本に抑え込み、3-0の完封勝利。2戦連発でチームの勝利に貢献した堀米は「2試合連続ゴールに満足せず、もっと伸ばせるように頑張っていきたい」と、さらなるゴール量産を誓っていた。

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