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「負けなくてよかった」“裏天王山”は1-1ドロー…大分先制も磐田が追いつく

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[5.25 J1第13節 大分1-1磐田 大銀ド]

 最下位大分トリニータと17位ジュビロ磐田の“裏天王山”は1-1の引き分けに終わった。勝てば順位を逆転することの出来る大分が後半17分に先制したが、磐田が追いつきドローに持ち込んだ。両チーム勝ち点7で中断期間に突入することになった。

 先制は大分だった。後半17分、MFロドリゴ・マンシャが粘ってPA内に侵入。FW森島康仁にこぼれると、森島は右サイドのスペースに浮き球パス。これに反応したFW高松大樹が反転シュートで押し込み、ゲームの主導権を握った。

 しかし終盤攻勢を強めた磐田は35分、直前に投入されたMF松浦拓弥が左サイドをドリブル突破。PA内に侵入してシュートを放つ。GK丹野研太の手を弾き、クロスバーを叩くが、跳ね返りをMF山田大記が頭で押し込み、何とかドローに持ち込んだ。

「負けなくてよかった」。ファーストプレーで同点弾を引き出した松浦はそう話すと、「とにかく自分の得意のドリブルで勢いを付けたかった」と安どの表情を浮かべた。降格圏の17位のまま中断期間に突入。関塚隆氏を新監督に迎え再起を図ることになるが、「今17位ですが、切り替えて上がっていくだけだと思う」と自らを奮い立たせるように話していた。

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