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ポポ&都倉の2トップ弾で2位神戸が愛媛に快勝

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[7.7 J2第23節 神戸2-0愛媛 ノエスタ]

 2位ヴィッセル神戸はホームで愛媛FCに2-0で快勝し、2試合ぶりの勝ち点3を手にした。前節・岡山戦(0-1)で6試合ぶりの黒星を喫したが、きっちりと立て直し、今季初となる連敗は免れた。

 2トップそろい踏みで神戸が快勝した。前半3分にMF小川慶治朗、同5分にMF杉浦恭平がミドルシュートを狙うなど積極的な入りを見せると、同7分に幸先よく先制した。DF林佳祐のロングフィードに反応したFW都倉賢が角度のない位置から左足でシュート。GKが前に弾いたところにFWポポが詰め、右足で押し込んだ。

 先制を許した愛媛は前半31分、MF加藤大のFKにFW石井謙伍が頭で合わせ、ゴールネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドの判定。結局、前半のシュート数は神戸の13本に対し、愛媛はわずか1本に終わった。

 後半は愛媛も反撃に出たが、GK徳重健太を中心とした神戸守備陣が粘り強く耐える。すると後半16分、神戸は高い位置でプレッシャーをかけたポポがMF村上巧からボールを奪い、左サイドのゴールラインぎりぎりからマイナスのクロス。ゴール前に走り込んだ都倉が左足で合わせ、追加点を奪った。

 2-0とリードを広げた神戸は後半23分、都倉に代えてDF金聖基を投入。DFの枚数を増やして逃げ切り体勢に入ると、そのまま2-0の完封勝利を飾った。1得点1アシストのポポは「チームのためのプレーができてよかった」と納得の表情を見せ、「この先、まだ長いので、引き続きがんばりたい」と、すぐに気持ちを切り替えていた。

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