セレッソ大阪は21日、日本代表の欧州遠征からFW柿谷曜一朗とMF山口螢が無事に帰国したと発表した。日本代表は16日のオランダ戦は2-2のドロー。19日のベルギー戦は3-2で勝利している。

　クラブを通じて柿谷は「ヨーロッパの強い国と2試合できたことは良かったです。(1ゴール1アシストは)結果がなかなか出せていなかった中でなので(良かったけれど)、もっと自分の力を出せたらよかったです」とコメント。1勝1分という結果については「チームとしてやることを貫いてやってきたからこそだと思います。(結果が)出ないこともあったけれど、チームが一つになって同じ方向を向いてやってきた。ぶれずに一つの方向に向かってやってきたからこそ出せた結果です。(年内最後の代表戦だったが)勝って終われたのは良かったです。今からはチームに切り替えて頑張ります。リーグ戦は残り少ないけれど、優勝のチャンスはまだあるので、最後まで狙っていきたいです」と意気込みを語った。

　また山口は「ヨーロッパの強豪とやって、(1勝1分という)結果がついてきたので良かったです。代表にはまだ数回しか行っていませんが、これから次の合宿まで時間もあるので、それに向けてまた選んでもらえるようにチームで頑張ります」とコメント。今後のC大阪でのプレーについては「もうチームに戻ってきたので、セレッソで自分のやることをしっかり集中してやっていきたいです。まずは目の前の試合に勝つことを考えてやりたい。自分のやるべきことをやりたいです」と力を込めた。